建売住宅の購入を検討しているあなたは、物件価格以外にも様々な費用がかかることをご存知でしょうか。
建売住宅は、注文住宅と比べて価格が安く、間取りや外観もすでに決まっているため、比較的スムーズに購入できるというメリットがあります。
しかし、購入前にしっかりと費用計画を立てておかないと、思わぬ出費に繋がってしまい、後悔する可能性も。
この記事では、建売住宅の購入時に発生する諸費用について、具体的な金額の目安や内訳を分かりやすく解説していきます。
目次
購入前に知っておきたい建売諸費用の目安
建売住宅の購入時には、物件価格以外にも様々な費用が発生します。
この記事では、建売住宅の購入前に発生する諸費用について、具体的な金額の目安や内訳を分かりやすく解説していきます。
1:諸費用の目安はどのくらい
建売住宅の場合、諸費用は一般的に、購入価格の「6~9%程度」が目安とされています。
物件によって金額は異なりますが、この範囲を参考に予算を立てておくと良いでしょう。
2:諸費用が高くなるケースとは
諸費用は、物件価格や立地条件、時期によって変動します。
例えば、都市部や駅近など、人気の高いエリアにある物件は、諸費用が高くなる傾向があります。
また、建築基準法などの法律に基づいて、追加工事が必要となる場合も、諸費用が高くなる可能性があります。
3:諸費用を抑えるには
諸費用を抑えるには、以下のような方法があります。
・複数の不動産会社から見積もりを取り、比較検討する。
・キャンペーンや割引制度を利用する。
・諸費用の一部を住宅ローンに組み入れる。
購入前・購入時の建売諸費用の内訳を詳しく解説
建売住宅の購入前に発生する諸費用と、購入時に発生する諸費用をそれぞれ項目別に解説し、それぞれの費用の内訳や具体的な金額の目安、注意点などを詳しく説明していきます。
*建売住宅の購入前に発生する諸費用
建売住宅の購入前に発生する主な諸費用は、以下の2つです。
1:手付金
手付金は、売買契約を結ぶときに支払う費用です。
2:印紙税
印紙税法に則って課税される費用です。
*建売住宅の購入時に発生する諸費用
建売住宅の購入時に発生する主な諸費用は、以下の5つです。
1:仲介手数料
不動産仲介会社を利用して住宅を購入するのであれば、仲介手数料が発生します。
2:不動産取得税
購入・贈与・建築によって不動産を得た場合の税金です。
3:登録免許税
土地や建物の所有権を示す「登記」を行うための税金も発生します。
4:司法書士への依頼料
登記を司法書士へ依頼する場合は、司法書士への依頼料も必要です。
5:固定資産税・都市計画税
1月1日時点で不動産を所有している人へ課される固定資産税と、それに伴って都市計画事業に充てられる都市計画税が発生します。
まとめ
建売住宅の購入には、物件価格以外にも様々な費用がかかります。
この記事では、建売住宅の購入前に発生する諸費用と、購入時に発生する諸費用について解説しました。
それぞれの費用について、具体的な金額の目安や内訳、注意点などを理解することで、安心して建売住宅の購入を進められるでしょう。