建売住宅を購入しようと考えているあなた、契約前に知っておくべき重要な項目はたくさんあります。
初めてのマイホーム購入は、人生における大きな決断。
ワクワクする気持ちと同時に、不安もつきものです。
せっかくのマイホームなのに、契約後に後悔しないためにも、事前にしっかりと準備しておきましょう。
この記事では、建売住宅の契約前に確認すべき項目を具体的に解説することで、安心して契約を結べるようにサポートします。
目次
建売契約前に知っておきたい！必ず確認すべき5つの項目
建売住宅の契約前に確認すべき項目はたくさんありますが、特に重要な項目を5つに絞って解説していきます。
これらの項目をしっかり確認することで、トラブルを回避し、安心してマイホームライフをスタートできます。
1:住宅設備の有無とグレード
建売住宅の場合、標準装備されている設備と、オプション扱いになる設備があります。
モデルハウス見学時に、当たり前のように付いていた設備が、実際に購入する物件には付いていなかったり、グレードが下がっていたりすることもあるでしょう。
事前に、標準設備とオプション設備のリストを入手し、自分が希望する設備が全て含まれているか、グレードが希望通りであるかを確認しましょう。
特に、網戸や収納スペース、カーテンレールなどは、オプション扱いになることが多いので注意が必要です。
2:点検口の有無
点検口は、建物のメンテナンスをする際に利用するもので、床下や屋根裏に設置されています。
点検口は、メンテナンス時だけでなく、家を売却する際に、シロアリの有無や断熱材の状態などを確認するために必要となることもあります。
点検口がない場合、メンテナンスや売却時に大きな費用がかかってしまう可能性もあります。
契約前に、点検口が設置されているかどうか、また、点検口の場所や大きさなどを確認しておきましょう。
3:立地や周辺環境
建売住宅は、土地と建物がセットになっているため、建物だけでなく、立地や周辺環境も重要なチェックポイントです。
「近くにスーパーやコンビニがあるのか」「駅までの距離はどれくらいなのか」「騒音はどの程度か」など、実際に足を運んで確認しましょう。
特に、お子様がいるご家庭では、学校や幼稚園までの距離、通学路の安全なども考慮する必要があります。
4:契約書の内容
契約書は、建売住宅の購入において最も重要な書類の一つです。
契約書の内容をよく理解した上で、納得のいく内容であることを確認しましょう。
特に、以下のような項目は注意が必要です。
・ 手付金、総額、残代金の金額と支払い時期
・ 住宅ローン特約の内容
・ 引き渡し時期
・ 隣地との境界
・ 特記事項や備考欄
契約書の内容に疑問点があれば、遠慮なく販売会社に質問しましょう。
5:住宅性能表示
住宅性能表示は、建物の性能を客観的に評価したもので、省エネルギー性や耐久性、耐震性などの情報が記載されています。
住宅性能表示がある物件は、性能が一定基準を満たしていることを証明しているので、安心感が高まります。
契約前に、住宅性能表示の内容を確認し、自分の求める性能を満たしているかどうかを確認しましょう。
契約書の内容をしっかり確認しよう！
契約書は、建売住宅の購入において、最も重要な書類の一つです。
契約書の内容を理解せずに契約してしまうと、後々トラブルに発展する可能性も。
トラブルを回避するためにも、契約書の内容はしっかりと確認しましょう。
契約書の内容を確認する際は、以下の点に注意しましょう。
1:契約内容が説明と一致しているか
契約書に記載されている内容が、販売会社から説明を受けた内容と一致しているかを確認しましょう。
説明と契約内容に食い違いがある場合は、その場で販売会社に確認し、納得のいく説明を受けるようにしましょう。
2:不明な点や疑問点は全て解消する
契約書には、専門用語や難しい言葉が使われている場合もあります。
不明な点や疑問点は、そのままにせず、販売会社に質問し、納得のいくまで説明を受けましょう。
3:契約書の内容をよく理解する
契約書の内容を理解した上で、納得のいく内容であることを確認しましょう。
特に、手付金、総額、残代金の金額や支払い時期、住宅ローン特約の内容、引き渡し時期、隣地との境界、特記事項や備考欄などは、しっかりと確認しましょう。
4:契約書の控えを必ずもらう
契約書を交わす際には、必ず契約書の控えをもらっておきましょう。
契約書の控えは、将来トラブルが発生した場合に、証拠として役立ちます。
まとめ
建売住宅の契約は、人生における大きな決断です。
契約前にしっかりと準備することで、トラブルを回避し、安心してマイホームライフをスタートできます。
この記事で紹介した項目を参考に、契約前にしっかりと確認を行い、後悔のないマイホーム選びを実現しましょう。
