鹿児島の建売.comスタッフコラム建売住宅の地鎮祭は必要?代わりにできる上棟祭や竣工祭について解説

スタッフコラム

2024.11.13 NEW

建売住宅の地鎮祭は必要?代わりにできる上棟祭や竣工祭について解説

建売住宅を購入する際に、気になるのが地鎮祭ですよね。
伝統的な儀式として、家を建てる際には欠かせないものと思われがちですが、建売住宅では地鎮祭が行われないことが多いようです。

「なぜ建売住宅では地鎮祭が行われないの。」
「地鎮祭をしなくても大丈夫なの。」
そんな疑問をお持ちのみなさんのために、今回は建売住宅の地鎮祭について解説していきます。
さらに、地鎮祭の代わりにできる上棟祭や竣工祭についても紹介します。

 

建売住宅の地鎮祭はなぜされないのか

建売住宅の地鎮祭が行われない理由は、大きく2つあります。

1: すでに工事が完了しているから

建売住宅は、すでに工事が完了している状態で購入することが多いです。
そのため、地鎮祭を行う意味合いが薄れてしまうのです。
地鎮祭は、工事の安全を祈願し、土地の神様に工事の許可を得る儀式です。
しかし、建売住宅はすでに工事が完了しており、安全祈願の必要性も低いと言えるでしょう。

2: コスト削減などの理由

建売住宅は、注文住宅に比べて価格が抑えられています。
その理由は、大量に住宅を建築することでコスト削減を図っているからです。
地鎮祭は、神主の謝礼や祭壇の費用など、費用がかかります。
そのため、建売住宅では、コスト削減のために地鎮祭を行わないケースが多いのです。

 

建売住宅の地鎮祭の代わりにできる儀式

建売住宅の地鎮祭は行われなくても、代わりにできる儀式があります。
それは、上棟祭と竣工祭です。

1: 上棟祭

上棟祭は、家の棟木を上げ終わった際に、工事の安全と完成を祈願する儀式です。
建売住宅の場合、すでに棟木が上げられているため、上棟祭を行うことは難しいかもしれません。

しかし、建売住宅でも、上棟祭に代わる儀式として、棟上げ式を行うことがあります。
棟上げ式は、上棟祭ほど厳格な儀式ではありませんが、建物の完成を祝うとともに、工事関係者への感謝を伝える良い機会となります。

2: 竣工祭

竣工祭は、家が完成した際に、無事の完成を祝い、今後、この家で幸せに暮らせるように祈願する儀式です。
建売住宅を購入する際には、竣工祭を行うことで、新居への喜びと感謝の気持ちを込めて、新しい生活をスタートさせることができます。
竣工祭は、神主を招いて行うこともできますし、家族だけで簡素に行うこともできます。

 

 

まとめ

建売住宅の地鎮祭は、すでに工事が完了していることや、コスト削減などの理由から、行われないことが多いです。
しかし、地鎮祭の代わりに、上棟祭や竣工祭を行うことで、建売住宅でも儀式を行うことができます。

それぞれの儀式の特徴や流れを理解し、自分たちに合った方法で、新居での新しい生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。